岩下 由紀子

Yukiko Iwashita

アジュガ ヒメウズ ジャノヒゲ の寄せ植え

持ち込み(作ってからの年数)1年
犬の散歩道の光景をイメージ
「道端に生えている雑草とも言われるヒメウズ。あまりの小ささに見過ごされることが多いですが、鉢に植えれば主役です。ジャノヒゲは冬に瑠璃色の実を楽しめます。」

岩下 由紀子 Yukiko Iwashita


山野草盆栽教室 睦草 主宰
日本園芸協会認定 盆栽士
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義理のお母様のプレゼントを買うために訪れた山野草店で見つけたワークショップのチラシ。それが、山野草盆栽を始めたきっかけだった。山野草の可憐な中にひそむたくましさと、時の経過につれ、思いもよらない姿に変化する面白さに惹かれた。2018年には長年勤めた企業を退社し、教室運営に集中することに。自宅の一部を改装したアトリエには都会の喧騒を離れて土いじりに没頭する生徒が集う。

 

「山野草盆栽は、自然との共同作業で生み出す芸術とも言えます。風に乗って鉢に飛び込んだ種子が芽生えることもありますが、それを摘んでしまうのではなく、受け入れて楽しむんです。」

ヒダカハナシノブ シロバナイヌナズナ スズメノヤリ ヤクシマノギク の寄せ植え

春の陽だまりの光景をイメージ

「秋になるとヤクシマノギクが咲き、冬の寒さでスズメノヤリの葉が赤くなります。
この鉢の変わっていく姿は、こちらでご覧いただけます。

大手IT企業で管理職として勤務してきた岩下さんは、山野草から人生や仕事に活かせる教訓を学んできたという。

「個性を生かしながら全体で景色を作る山野草の寄せ植えは、企業のマネジメントにも通じるところがあります。」

「水やりというほんの数分の作業も、忙しさについ忘れてしまうことがあります。水切れは植物を弱らせ、最悪の場合、枯らしてしまいます。企業内のコミュニケーションも同様で、ちょっとした声がけの継続が強い絆を生みますが、忙しさにかまけてそれが不足するとチーム内にひずみが生まれます。」


コクリュウ ヤクシマヤブコウジ タチツボスミレ バイカオウレン コバノタツナミソウの寄せ植え

持ち込み3年
山道でのふとした発見をイメージ
「飛んできた種でタチツボスミレとコバノタツナミソウが芽生えました。このあとコバノタツナミソウの花、秋から冬にかけてはコクリュウの黒い実とヤクシマヤブコウジの赤い実、早春にはバイカオウレンの花を楽しめます。夫が作ったものですが、私が面倒を見ています(笑)。」

ワイヤーカッターのついた3100-BK アルスヌーボーダブル ブラックで盆栽用ワイヤーをカット。
「つい普通のハサミで切りがちなアルミ線。ハサミを痛めることなく、アルミ線を切れるので、安心ですね。」

GC-380(アルスヌーボーロングアーム )で細かい葉を剪定。

「山野草盆栽は、作ってからのお手入れ次第で景色が変わります。風のぬける景色を作る時、奥の葉を切るので、長い柄が重宝しました。」


ジュウガツザクラ ハリイヌナズナ スズメノヤリ オトギリソウ

作りたて
河原の土手の光景をイメージ
「野山に自然に生えている景色を長年かけて作っていきます。山野草盆栽は鉢合わせも大切。土手に見立てたこの鉢は自作です。」

今回の撮影に際して製作したiDチョキ。ブレードはステンレスタイプを選択肢、名前をレーザー加工してある。

「道具のお手入れはとても大切。名前入りの自分オリジナルはちょっと嬉しいので丁寧にお手入れできそうです。」

愛犬のはなちゃんがアトリエでの撮影を見守ってくれた。


「時々、自分では思ってもみなかった素晴らしい景色ができるんです。それが面白い。」


※画像はページ最上段の「アジュガ ヒメウズ ジャノヒゲ の寄せ植え」

愛用の道具 Favorite tools
ハサミ(左から)
GC-380(アルスヌーボーロングアーム )3100-BK(アルスヌーボーダブル ブラック)iDチョキ(ベージュ×ライトグレー、ブレードはステンレスタイプ)

岩下 由紀子 Yukiko Iwashita


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